OS_SetVAlarm

構文

#include <nitro/os.h>
void OS_SetVAlarm(
             OSVAlarm*       alarm,
             s16             count,
             s16             delay,
             OSVAlarmHandler handler,
             void*           arg );
  

引数

alarm Vカウントアラームを設定するVカウントアラーム構造体へのポインタ
count Vカウントアラームが発動する(handler が呼ばれる)Vカウント値
delay 遅延を許可するVカウント数
handler Vカウントアラームハンドラ
arg Vカウントアラームハンドラが呼ばれるときの引数

返り値

なし。

説明

ワンショットのVカウントアラームを設定します。

Vカウントがcount で指定した値になったときにhandler が呼び出されます。handler は、

  typedef void (*OSVAlarmHandler)( void*);

で定義された OSVAlarmHandler 型の関数です。handler は OS のVカウント割り込みのハンドラから呼び出されます。従って割り込みは禁止状態となっています。handler が呼び出されるとき、arg を引数に取ります。

他のカウントアラームや割り込み等で指定のVカウントちょうどに呼べない時に、どのぐらいの遅延を許可するかを delay で指定することが出来ます。例えば、count=100, delay=5 であれば、Vカウント=100 でハンドラを呼ぶことが出来なくても Vカウント=105 までに呼ぶことが可能なら呼び出します。 0 を指定すると指定のVカウントでしか呼び出されません。 OS_VALARM_DELAY_MAX ならば指定のVカウント以降、呼び出し可能になった時点で必ず呼び出されます。呼び出されなかったVアラームは次のフレームの指定Vカウントまで呼び出しを延期されます。詳細は VAlarm の概要 の説明を参照して下さい。

すでにVカウントアラームがセットされているOSVAlarm構造体へのポインタを alarm に指定した場合、OS_Panic() で停止します。

下の例は、Vカウントアラームを設定し、次のVカウント=100の時に handle が呼び出され、"handler called. arg=0x12345678" と表示されます。

(例)
#define COUNT  100
#define DELAY  1100
#define ARG   0x12345678
OSVAlarm  alarm;

main()
{
    :
  OS_InitVAlarm();
    :
  OS_CreateVAlarm( &alarm );
  OS_SetVAlarm( &alarm, COUNT, DELAY, handler, (void*)ARG );
    :
}

void handler( void* arg )
{
    OS_Printf( "handler called. arg=0x%x\n", arg );
}

注意: NITRO-SDK 2.0 RC1 以前はこの関数は4つの引数しか取らず、delay の指定を行なうことが出来ませんでした。内部的には delay=10 として扱っていましたが、これと互換性を保った関数として OS_SetOneTimeVAlarm() を用意していますので、必要ならばご利用ください。

参照

OS_InitVAlarm, OS_CancelVAlarm, OS_SetPeriodicVAlarm, OS_SetVAlarmTag
OS_SetOneTimeVAlarm

履歴

2005/03/08 用語統一 [割込み] → [割り込み]
2004/10/22 引数に delay を追加。 また、詳細は OS_InitVAlarm() を参照と追記
2004/08/30 セットされているVアラーム構造体は使用できない記述を追加
2004/02/24 初版