SND_SetupChannelPcm

構文

#include <nitro/snd.h>
void SND_SetupChannelPcm(
        int chNo,
        SNDWaveFormat format,
        const void* dataAddr,
        SNDChannelLoop loop,
        int loopStart,
        int loopLen,
        int volume,
        SNDChannelDataShift shift,
        int timer,
        int pan );

引数

chNo チャンネル番号です。値の範囲は、0〜15です。
format 波形データのフォーマットです。
dataAddr 波形データの先頭アドレスです。4バイトアライメントされている必要があります。
loop ループ再生設定です。
loopStart ループ開始位置です。ワード単位で、値の範囲は、0〜0xffffです。
loopLen ループ長です。ワード単位で、値の範囲は、0〜0x3fffffです。
volume ボリューム値です。値の範囲は、0〜127です。
shift データシフト設定です。
timer タイマー値です。値の範囲は、0x10〜0xffffです。
pan パン値です。値の範囲は、0(左)〜64(中央)〜127(右)です。

返り値

なし。

説明

PCM再生用にチャンネルをセットアップします。

チャンネル番号chNoのチャンネルのパラメータを設定します。 あらかじめ、SND_LockChannel() で、 チャンネルをロックしておく必要があります。 パラメータ設定後、実際に再生を開始するためには、 SND_StartTimer() を呼びだします。

波形データのフォーマットformatは、下記の値から選択します。

表 . SNDWaveFormat

ラベル 説明
SND_WAVE_FORMAT_PCM8 8ビットPCM
SND_WAVE_FORMAT_PCM16 16ビットPCM
SND_WAVE_FORMAT_ADPCM IMA-ADPCM

波形データの先頭アドレスdataAddrは、4バイトアライメントされている必要があります。

ループ再生設定loopは、以下の値から選択します。

表 . SNDChannelLoop

ラベル 説明
SND_CHANNEL_LOOP_MANUAL ループの設定と無関係に、再生し続けます。
SND_CHANNEL_LOOP_REPEAT ループ終端loopStart + loopLenまで再生すると、 ループ開始位置loopStartの位置から続けて再生します。
SND_CHANNEL_LOOP_1SHOT ループ終端loopStart + loopLenまで再生すると、 再生が自動的に停止します。

ループ開始位置loopStart 及びループ長loopLenは、 波形データのサイズをワード単位で指定します。 ループ再生設定loopSND_CHANNEL_LOOP_MANUALの時、 値は無視されます。

データシフト設定shiftは、以下の値から選択します。

表 . SNDChannelDataShift

ラベル 説明
SND_CHANNEL_DATASHIFT_NONE データシフトを行いません。
SND_CHANNEL_DATASHIFT_1BIT 1ビット右シフトします。
SND_CHANNEL_DATASHIFT_2BIT 2ビット右シフトします。
SND_CHANNEL_DATASHIFT_4BIT 4ビット右シフトします。

タイマーtimerは、1サンプルを出力するクロック数を指定します。 1秒あたりのクロック数は、SND_TIMER_CLOCKで、約16.757MHz です。 例えば、サンプリングレートがrate[Hz]の波形データを、そのままの音程で再生する場合は、

timer = SND_TIMER_CLOCK / rate

のように計算します。

注意

この関数は、ARM7コマンド予約関数です。 この関数を呼びだした後、 SND_FlushCommand() で コマンドを発行して始めて、処理が行われます。

また、処理の完了と同期を取る必要がある場合は、 まず、この関数呼び出しの直後に、 SND_GetCurrentCommandTag() で、コマンドタグを取得しておきます。 そしてコマンド発行後に、取得したコマンドタグを使って SND_IsFinishedCommandTag() または、 SND_WaitForCommandProc() を呼びだして、 処理の完了をチェックしたり、待ったりします。

参照

SND_LockChannel, SND_StartTimer, SND_FlushCommand, SND_GetCurrentCommandTag, SND_IsFinishedCommandTag, SND_WaitForCommandProc

履歴

2008/11/19 「ループ長」を「データ長」として説明していた誤りを修正
2005/02/17 ARM7コマンド処理の注意書き追加
2004/10/07 SND_CHANNEL_LOOP_REPAET を SND_CHANNEL_LOOP_REPEAT に修正
2004/07/20 初版