mic2wav

説明

 mic2wav は、マイクサンプルデモmic-2およびmic-4を実行して得られたテキスト形式の録音データを、PCM 形式で .wav 音声ファイルに変換するツールです。

使用方法

起動コマンド

% mic2wav TEXTFILE [OUTPUT_DIRECTORY]

 TEXTFILE で指定されたファイルに記述されているテキストデータを解釈し、 得られた個々のサンプリングデータを OUTPUT_DIRECTORY で指定されたディレクトリへ .wav ファイルとして作成します。OUTPUT_DIRECTORY は省略可能です。省略時には TEXTFILE で指定されたファイルと同じ位置に生成します。

ファイル名は 00000000.wav、00000001.wav、... と昇順の通し番号で生成されます。既存の同名ファイルがある場合、それを上書きします。

音声テキストデータ書式

 mic2wav は、テキストデータを以下の書式のもとに解釈します。

全ての書式は行単位で解釈され、行頭の文字列から判断されます。

書式 意味 詳細
$rate=RATE 周波数指定 Hz 単位のサンプリング周波数を、RATEの部分に任意の整数で指定します。
$bits=BITS ビット数指定 bit 量子化ビット数を、BITSの部分に整数で指定します。
.wav ファイルの PCM フォーマットとして対応しているのは以下の値です。

8 bit
16 bit

マイクサンプルデモmic-2およびmic-4はこれらの全ての値について録音を対応しています。
$end データ終了指定 現在までの一連の設定とサンプリングデータを、単体の .wav ファイルとして出力します。
出力ファイルは、前述の規則に従って自動的に生成されます。
出力後、サンプリングデータは全て破棄されて入力前の解析状態に戻ります。
|DATA,DATA, ... サンプリング指定 現在の設定に基づき、DATA部分を16進符号無し整数のサンプリングデータとして読み込みます。
DATAは量子化ビット数が 8 bit であれば 00〜FF、16 bit であれば 0000〜FFFFとなります。
桁数が厳密に一致しない場合は、単に無視されます。
マイクサンプルデモmic-2およびmic-4は 1 行あたり 16 サンプルを出力します。

一回以上この書式が現れると、以降は $end によるデータ終了指定を行わない限り $rate および $bits の設定変更は無視されます。
# ... コメント 明示的なコメント行と解釈し、なにも行わずに読み捨てます。
その他 不正な書式 認識できない不正な書式は、なにも行わずに読み捨てます。


上記の書式に従い、マイクサンプルデモmic-2およびmic-4が出力したテキストデータが音声ファイルとして一括生成されます。 テキストは、デバッグログ出力ウィンドウから文字列をコピーし、任意のテキストファイルとして用意する必要があります。

場所

$TwlSDK/tools/bin/mic2wav.exe

参照

マイクサンプルデモ mic-2 mic-4

履歴

2008/09/11 TWL環境での使用が推奨されない旨の記述を削除
2008/07/18 サンプリング周波数に関する記述を訂正
2004/08/17 IS-NITRO-EMULATORについての表記を統一
2004/06/18 初版